哲学通信

意識を今に向ける

前回のブログからの続きです。

【意識を今に向ける】

最近マインドフルネスという言葉も流行っていますよね。

マインドフルネス。意識を今に向ける。どうやればいいのでしょうか?

インドで実感した事があります。

インドではみんなおんなじ時間にご飯を食べます。

みんなでマントラを唱え、そして食べ始めます。

話すのは禁止。

もちろん携帯なんて見るなんて御法度(そもそもwifiない)

当たり前にTVもない。

そんな状況で朝晩とご飯を食べます。

そわそわしますよね。

そんな中スワミジ(インドの僧。哲学を教えてくれた。別名おこりんぼう。笑)

をふとみたら一口食べる事に目をつむるんです。

そしてめちゃくちゃ噛む。

それを繰り返しているんです。

こんだけ味わってもらえたら食べ物も幸せだよなぁと思ったり。

オレンジの服の方がスワミジです。

でもマインドフルネスってそうゆう事だと思います。

スワミジはご飯を口に運ぶ事、噛む事、飲む事。チャイに入れた砂糖をかき混ぜる事まですべて丁寧に行っていました。

だからもちろんこぼしたりなんて絶対しなかった。(一回くらいこぼしている所みたかったな。笑)

一つ一つの行動を丁寧に行う。

無意識に行っている事に意識してみる。

それが意識を今に向ける事だと思います。

周りがざわざわしていても自分の呼吸に意識を向けてみると内側は静かな事に気づけます。

見逃しがちな事や忘れがちな事に意識を向けるといかに自分が幸せか感じる事ができます。

そうするとたくさんの欲を手放す事ができます。

もちろんもっとこうなりたい!という向上心は大事ですが

自分はすでに満たされているという事は忘れないようにしましょう。