忘れてはいけない日
震災から10年が経ちました。
あっという間の10年だったのか、長い10年だったのかわかりません。
これを読んでくれているあなたはあの日何をしていましたか?
私はその時フィリピンにいました。
なので知ったのはフィリピンの18時あたり。
日本時間で17時頃。
その頃私は寮に入っていたんですがそこのハウスキーパーの二人組がすごい顔をして私に知らせてくれました。
その時のルームメートはみんな韓国人だったので私以外はポカーンとしていて私はたしか急いで寮の目の前のbarに行った。(TVがあるから)
そこのTVで津波の映像をみました。
恐ろしくて恐ろしくて、そして家族への電話が全く通じなくて福島のメルトダウンについて調べまくってずっと震えが止まりませんでした。
その後確か5月頃日本に帰って少し働いて、仙台にボランティアに行きました。
バスで9時間以上かかったんですよね。
まだまだ道がぐちゃぐちゃで。
着いた時はもうヘトヘトでそこから瓦礫撤去やお掃除をしました。
暑くて、匂いがすごくて大変だったのを覚えています。
帰る時に、駅員さんや通りすがりの方達がありがとう、ありがとうと何度もいってくれて、帰ったらこの現状を伝えて下さい、話してくださいと言われました。
色々なボランティアをして思った事は、まず隣の人を幸せにする事が大事って事。
そこからすべては繋がっていくんだなって。
これからもなにが起こるかわからない世の中。
何かあった時にまずは最悪な事態に備える事。
ポジティブな心は忘れない事。
そしてまずは隣の人と愛し合って手を繋ぐ事。
それが繋がっていく事。
私が仙台で教わった事です。